初めての現場配属!未経験ITエンジニアのネットワーク監視運用体験談 前編
無事にCCNA資格を取得した私。次のミッションは、会社の営業担当と一緒に実際の現場や案件を探すことでした。
私の会社はSES型で、現場配属の流れは基本的に書類→面接→合否判定という形です。事前に現場の待遇や勤務条件を確認できるので、遠方や過酷な職場を避けられる点は安心でした。
未経験者が最初に働く現場と選択肢
未経験エンジニアの初めての現場は、ヘルプデスクやネットワーク監視運用業務が多いです。私も条件を見ながら探していたところ、データセンタでの監視運用案件に巡り合いました。
その現場は急遽人員を探しており、2勤2休の12時間シフト勤務。昼2日→休2日→夜2日→休2日のルーティンでした。面接を経て、私はこの現場に配属されることに。
また、同期が5人程度同じ現場に入場することになり、初めての配属でも心強かったです。
データセンタでの驚きと初日
まず驚いたのはデータセンタのセキュリティの高さ。建物内はカードキーで入室制限され、不要物の持ち込みは不可。毎回持ち物検査があり、緊張感がありました。
現場は1チーム5人程度。監視対象に問題がなければ自由に勉強や作業が可能で、アラームが鳴ると迅速に対応します。
私はCCNA資格を活かし、ルータやスイッチのログ収集・リモート操作を任される場面もあり、資格の価値を実感しました。
日々の業務と学び
日勤と夜勤に慣れつつ、障害対応やネットワークの勉強を進めました。暇な時間には机に向かうか、椅子に座って休むことも。
障害対応は手順化されており、未経験でも安心。問題が発生した際のアラーム音、対応手順を覚える緊張感は、今でも鮮明に記憶しています。
同期や先輩とのやり取りで疑問点を解消し、実務を通して学ぶことの重要性を痛感しました。
現場の人間関係と環境
エンジニアは個性的な人が多いですが、基本的には優しい人ばかり。嫌な先輩もいましたが、理不尽な現場は会社に相談して異動も可能で、柔軟性のある環境でした。
初めての現場で得た経験は、今後のエンジニア人生の土台となりました。
次回予告:初めての現場 後編
前編ではデータセンタでの初日や日々の業務、学びやチーム環境について紹介しました。後編では、実際の障害対応や困難な場面での対処、そしてCCNA資格がどのように役立ったかを詳しく紹介します。


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